今月のコーヒー

7月は東ティモール共和国の「ティモール サントモンテ」をご紹介致します

 クセのない柔らかなコクの優しい味わい

東ティモール共和国は、多くの島々が連なるインドネシアの東、スンダ列島の東端に位置するティモール島の東半分を国土とする小さな国で、16世紀にポルトガルによって植民地化され、1975年以降はインドネシアに占領・併合されていましたが、2002年5月20日に独立を果たした新しい国です。
東ティモールのコーヒーは、1815年にポルトガル人が持ち込んだのが始まりとされ、ポルトガル撤退後、1979年に始まったインドネシアの東ティモール占領政策では、大規模なプランテーションはなく、コーヒー産業の育成は国策として行われませんでした。これが逆に、自然に身をゆだねた東ティモールコーヒーの発展へとつながってきました。
            

           


 この国のコーヒーは、独立紛争によりコーヒー農園は荒れ生産が滞っていましたが、独立後は主要輸出農産品として、その生産に力を入れてきました。現在、東ティモールで唯一の産業とも言われていて、人口の4分の1の人々がコーヒー関連で生計を立てている状況です。
 この「ティモール サントモンテ」は、エルメラ県レテフォホ地区、標高1400〜1800mの山岳地帯で生産されているコーヒーです。この地域は一日の温度差が大きく、年間降水量も2000ミリ以上とコーヒー生産に理想的な条件が整った風土です。さらにシェードツリーの下での栽培や丁寧な手摘みなど大切に生産されています。「サントモンテ」とは「聖なる山」を意味し、聖なる山と崇められている東ティモールの最高峰ラメラウ山(2963m)を望む地域で生産されていることから名付けられました。

        
ジャスミンのような香り漂うのコーヒーの花   丁寧な手積みの様子    きれいに仕上げられた生豆


焙煎度合 : 中焙煎(シティーロースト) (焙煎目減り 16.5%)

抽出方法 : ペーパードリップ方式
・クセのない柔らかなコクの優しい味わいを楽しむ 
 ティモール サントモンテ13gを中挽きにして、約90℃のお湯でゆっくりと130cc抽出する。