今月のコーヒー

1月はエルサルバドルの「ブエノスアイレス(カスカラティープロセス)」をご紹介致します

 ほのかな酸味とやさしいコクのジューシーな独特の味わい
            

エルサルバドルは、北はグァテマラ、西及び南はホンジュラスと国境を接している大統領制の共和国で、国土面積が約2万平方kmと中米の中で最も小さな国です。この「ブエノスアイレス」は、エルサルバドル北西部、グァテマラとの国境近くサンタアナ・チャルチュアバ地区の標高1200〜1700mに位置するブエノスアイレス農園で生産されているコーヒー豆です。

              


 ブエノスアイレス農園では水洗処理行程でパーチメントコーヒーを発酵させる際に水の替わりにカスカラティーに約24時間程漬け込みます。カスカラティーには糖分が多く含まれていてバクテリアの働きを活性化させミューシレージ(パーチメントを取り囲んでいるヌルヌルした粘性のある果肉層)の分解を進めます。その際に柔らかな酸味のジューシーな独特の味わいを生み出します。これがカスカラティープロセスです。パーチメントとは、種子(コーヒー豆)を覆っている薄い硬い殻のようなものです。
コーヒーの実から取り出した果皮と果肉を乾燥させたものがカスカラといわれ、これをお茶のようにお湯を入れて飲む飲物をカスカラティーといいます。通常はコーヒー豆を取り出した果肉や皮は肥料として使われることが多いです。

この「ブエノスアイレス(カスカラティープロセス)」は、アイダ・バトル氏が苗床から栽培、収穫、精製まで一貫した管理を行い、アイダ・バトルセレクションに相応しいカッププロファイルであると認められた至福のコーヒーです。アイダ・バトル氏は、スペシャルコーヒー業界でも活躍し、世界各国を飛び回り新たなコーヒーの探求に努めている人物です。
 

焙煎度合 : 中焙煎(シティーロースト) (焙煎目減り 16.7%)
抽出方法 : ペーパードリップ方式
ほのかな酸味とやさしいコクのジューシーな独特の味わいを楽しむ 
 ブエノスアイレス14g(メジャースプーン大盛り一杯)をやや荒めの中挽きにし約89℃のお湯でゆっくりと130cc抽出する